管理番号 | 新品 :83870553 | 発売日 | 2024/09/19 | 定価 | 14,000円 | 型番 | 83870553 | ||
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夢野久作の実父で、稀代の稀代の政治家・思想家・フィクサー大ホラ吹き、大刀剣コレクターの、杉山茂丸其日庵の、名刀発掘から、始まる勤王思想論、【乞食の勤王】の出品です、文中「其日庵主茂丸は倅(夢野久作)に、秋の夜、この短刀物語を懇ろにすべてを話聞かせた」とあり、また、続けて、「倅は、庵主と違い、まともな人間で、聞きながら落涙し、この話を、書き綴り、書物にして欲しい」と懇願したとも言っている。この本は、夢野久作の懇願によって執筆され、上梓されたもの!挿入の、古洞の挿絵入りで、久作に語る其日庵の挿絵も。
※本書は、明治44年に、新報知社から刊行後、十数版を重ねたが、大正時代に、絶版になった。弟子たちの願望で、私家版として再刊行した。
◎杉山其日庵刊行 初版 昭和7年5月発行 187頁 題字・山県有朋後藤新平他 本阿弥本家成善・跋
◇鎌倉末期の刀匠左文字盛廣の小刀入手から始まる、歴史譚。勤王をいう人間は真の勤王家ではないと語る、其日庵の新論語!
▲状態は経年のスレヤケシミ等あり、一部強めのシミのある頁もありますが、本はしっかりしており、まずまずのコンデションです。