管理番号 | 新品 :47257951 | 発売日 | 2023/12/13 | 定価 | 91,000円 | 型番 | 47257951 | ||
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箱蓋には瀬戸春慶 側面に古瀬戸茶器 箱の内側の底にも何やら書いてあり 金額のようにも見えます。 お茶入は皆口で、釉薬が内側まで かかっています。 景色はいわゆる椿手と呼ばれるもので 柿色の地にあちこちと 黑っぽい釉薬と黄色っぽい釉薬が 飛んでおります。 なかなか珍しいものです。 艶のある釉薬で、小さな姿の中に 奥があるように感じて 探していたのは肩付きでしたが こちらを購入してしまいました。 底は輪糸切りです。 蓋は良いものです。 お仕覆は間道で長緖結びです。 状態はとても良いです。 他に箱の底に緑色に金糸の 破れのあるものが付属しています。 内側に小さな釉薬の剥がれがあり ますが、購入した時から 変わりませんので、(写真9の下) 脆くなっているわけではありません。 口造りの点は窯傷と思われます。 釉薬の剥がれはありません。 昭和60年に25万円で購入した記録が 残っています。 また春慶とはもともと 尾張瀬戸の陶祖加藤四郎左衛門景正の晩年入道後の法号です。 剃髪後につくり出した茶入に、肩付の姿と釉立ちが威厳のある妙品があり、 この茶入を春慶といいます。 しかし時には肩衝ではないものでも釉立ちが春慶時代と思われるものは 瀬戸春慶と分類されています。 出品したお茶入は椿手であることから 室町〜江戸時代初期のものと 聞いております。 #瀬戸春慶 #茶入 #椿手