管理番号 | 新品 :80939123 | 発売日 | 2024/08/27 | 定価 | 89,000円 | 型番 | 80939123 | ||
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カテゴリ |
特別貴重刀剣【越前包則】名品寸延短刀
地刃傑作出来 豪壮姿に飛焼き見事な美麗乱れ刃
両面掻き流し樋 生ぶ無銘 業物
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
日刀保の特別貴重刀剣認定書にて
『越前包則』と極められた豪壮な寸延短刀です。
包則は天正頃に濃州関から越前一乗谷に来住した
三阿弥派の兼則の子と伝えられ主に元和年間に作刀し、
新刀初期の越前下坂派を代表する技量高き名工です。
初代康継に近似した華やかな作風に定評があり
加えて業物としても知られ、本阿弥光博先生の著書にて
「越前新刀はかなりの数が上位刀工に化かされたであろう」と
綴られているように、包則も位格以上の秀作を遺しています。
本作は愛刀家様により秘蔵された出来素晴らしい一振です。
刃長1尺1寸7分半、生ぶの茎に古い目釘孔が空けられ
身幅広く重ね肉厚なゴリゴリの体配で両面に棒樋を掻き流し
古刀の名品を思わせる風格と無類の覇気を纏っています。
強く錬れて詰んだ板目肌に杢を交えざんぐりと肌立つ
古調な趣の鍛えに地沸が微塵に厚くついて頻りに地景入り、
刃文は互の目に箱がかる刃や丁子を交えた独特の乱れを焼いて
刃縁・刃中全体が激しく沸づいて処々に玉状の飛焼きかかるなど、
包則の卓越した技量が存分に発揮された見処溢れる逸品です。
時代銀着ハバキと上手の白鞘が伝来の良さを窺わせ、
現行の鑑定審査による今後の出世にも大いに期待が持てます。
越前新刀の金字塔『越前包則』極めの特別貴重刀剣、
まさに傑作出来の名品寸延短刀を末永くお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:35.6m 元幅:3.20cm 先幅:2.28cm
元重:0.75cm 先重:0.58cm 反り:0.3cm 目釘孔:3個
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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