こけし　伝統こけし　木地山こけし　現代の名工　小椋久太郎

no.31 ●数少ない作品 木地山こけしは、胴模様に[梅鉢模様の前垂れ型]が多く、続いて[菊花模様]となっています。 この作品は、特別に唇形が違い更には頭飾りが豪華絢爛に描彩されて数の少ないものとなっています。　 1 右の作品(梅鉢模様の前垂れ型) [1] 高さ　227mm [2] 底幅　78mm [3] 材質　榧(かや. 碁盤や将棋盤などに利用される柾目が綺麗に出るとても高価な材です。榧材独特の香りもしています。殆ど使用されない材です。) 作品 ⭕️84歳の作品で、32年程経過しましたので、後頭部辺りに若干のシミが出たのと強風などでの揺れにより細いキズが1本ありますのでご留意ください。経年による材に蝋が染み込み艶々した黄色となって綺麗に照りが出ています。 2 左の作品([片味]と書かれた芸術品)(半分サービス品) [1] 高さ　135mm [2] 幅　102mm [3] 材質　欅(けやき) 作品 ⭕️85歳の芸術作品で、31年程経過しましたので材の若干の色むらと強風などでの揺れの割れが右脇に縦に長さが14センチが見られます。経年による蝋が染み込み艶々しています。話しでは、こけしを制作中に枝節が出て来て避けているうちこうなったと笑っていました。出来映えが、片寄った味みたいなものだとして[片味]とすらりと書かれました。変(片)で面白い芸術作品とみてください。半分サービス品です。気に入られた方はコメントください。 こけし台は含みません。 小椋久太郎(1906〜1998)現代の名工 ※私のプロフィールを一読ください。