管理番号 | 新品 :57237529 | 発売日 | 2023/10/24 | 定価 | 500,000円 | 型番 | 57237529 | ||
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カテゴリ |
人間国宝!! 高橋貞次 重要無形文化財刀匠 豪壮な一振り 71.6cm 真剣 日本刀
こちら譲り受けた物になります。
高橋貞次は、1902年(明治35年)に伊予(現在の愛媛県)で誕生しました。兄の影響で刀匠の道を志した金市は、1917年(大正6年)15歳で初代「月山貞一」(がっさんさだかず)、「月山貞勝」(がっさんさだかつ)親子に入門。作刀や刀身彫刻の技術を学びました。金市は1936年(昭和11年)に鍛錬場を開設し「貞次」(さだつぐ)を名乗り始めます。その後、第1回新刀展示会で総理大臣賞を受賞、1944年(昭和19年)熱田神宮大鍛刀場の主任刀匠に任命されるなど、刀匠として全盛期を迎えます。しかし、1945年(昭和20年)に第二次世界大戦が終わると、鍛刀禁止令が施行。多くの刀匠が包丁鍛冶などに転向する中、貞次は戦火を免れた鍛冶場に住み、家財道具を売って生活難をしのぎました。
それでも生活が苦しかったため、心中も考えましたが、自分が死んでしまうと日本刀の伝統技術が廃れてしまうと思いとどまり、一層日本刀の研究に邁進しました。やがて作刀が許可制になり、1951年(昭和26年)の伊勢神宮ご遷宮の際には宝刀を鍛刀。1952年(昭和27年)に無形文化財となり、貞次は再び刀匠界で注目されるようになります。
貞次の作風は、備前伝の「丁子刃文」(ちょうじはもん:日本刀[刀剣]の刃の部分の模様が丁子の実を連ねた形に見える)を得意としていた作刀です。また、刀身彫刻においても非凡な才能を誇り、これらを駆使して多くの名刀を残しました。そして1955年(昭和30年)、それまでの功績が認められ刀匠としては初の重要無形文化財(人間国宝)に認定されています。
受賞後の1959年、皇太子明仁親王(現・明仁上皇)成婚に際して皇太子妃美智子(現・上皇后美智子)の守り刀を鍛える。
その後1965年の礼宮文仁親王(現・秋篠宮)に至るまで、皇太子妃所生の皇男子の守り刀を鍛え続けた。
刃の長さ 71.6cm
反り 1.2cm
目釘穴 一個
在銘「貞次」
元幅:約 33.3mm先幅: 22.7mm元重:約 5.7mm先重:約 4.6mm
総重量 約 1440g鞘をとった状態で約 1065g 刀身重量 約 762g
柄の長さ 約 25cm
素人採寸ですので多少の誤差はご容赦ください。
身幅厚くかなり豪壮な姿です。薄錆などありますが刃紋・地金共にしっかり鑑賞できます。うぶ刃も残っています。目視では刃切れもありません。
拵えも凝ったものが付いています。目貫は犬?のようでほとんど見かけない物です。柄のがたつきありませんが鍔にガタがあります。柄巻きは革巻きです。ハバキも工作になっています。
鞘はかなり変わった細工塗りです。一部割れあり。
下記に追加写真を掲載しておりますのでご確認ください。
https://drive.google.com/drive/folders/1zLQMq7YODdMzCm7ky6emYTfxZbS9nxxs?usp=sharing
当方刀に関しては全くの素人ですので詳しいことは良くわかりませんので画像にてご確認・ご判断下さい。
見落としていた瑕疵などについても対応できませんので現状最優先、ノークレーム、ノーリターン厳守でお願いします。トラブル防止のため少しでも不安な方は入札をお控えください。
入札いただいた場合は上記の内容に同意したものとさせていただきます。※落札後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき、購入後20日以内に登録都道府県の教育委員会に所有者変更の届けをお願いします。
変更届用紙は同封いたします。