管理番号 | 新品 :60664421 | 発売日 | 2024/08/21 | 定価 | 15,000円 | 型番 | 60664421 | ||
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オイゲン・ヨッフム/ザ・シンフォニーズ(16CD)
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー:交響曲全集
ドイツの名指揮者、オイゲン・ヨッフムがドイツ・グラモフォンにセッション録音したベートーヴェンとブラームス、ブルックナーの交響曲全集をまとめた16枚組ボックスがイタリア・ユニバーサルから登場。
【ベートーヴェン】
1950年代から60年代にかけてレコーディングした音源をまとめた交響曲全集&序曲集。第1番、第2番、第4番、第5番、第8番と序曲集がステレオ録音、第3番、第6番、第7番、第9番がモノラル録音。オーケストラは第1番、第5番、第9番がバイエルン放送交響楽団、それ以外はベルリン・フィルとなっています。音響の良いイエス・キリスト教会とヘルクレスザールでのセッション録音のため、モノラル・テイクも聴きやすい音質で、ドイツ的なサウンドによる正統的な演奏を味わうことができます。
【ブラームス】
1950年代前半にベルリン・フィルを指揮してイエス・キリスト教会でレコーディングした交響曲全集。モノラルながらセッション録音ということで、当時のベルリン・フィルのほの暗い重厚なサウンドを良いコンディションで味わうことができます。
【ブルックナー】
1958年から67年にかけてレコーディングされた交響曲全集。イエス・キリスト教会とヘルクレスザールというきわめて音響条件の良い会場でおこなわれたセッション録音だけに、そのサウンドはなかなか魅力的なものに仕上がっています。ドイツ的な風合いの再現という意味では、後年のEMI盤よりもむしろ優れており、質実剛健なサウンドによるブルックナー演奏の面白さがダイレクトに迫ってきます。
また、楽譜の細かい部分でのアプローチが、ヨッフム晩年の演奏との共通項が多く、EMI盤とはけっこう異なっているのも興味深いところです。いわゆるヨッフムらしさの濃厚さではこちらが上なので、ヨッフム好きならぜひとも押さえておきたい重要な全集であると思われます。