♪博物館級 Epinette de Vosges「エピネット・デ ・ヴォージュ 」ツィター属の弦楽器

ご覧頂きありがとうございます。友人から依頼された楽器を出品します。Epinette de Vosges(エピネット ディ ヴォージュ)ツィター属の撥弦楽器です。博物館にある様な古く美しい楽器です。製作年は分かりませんが、木の乾き具合等からかなりの年代を経ているものと思われます。数十年前に友人がある楽器博物館より譲り受けた楽器です。弦は5本で、手前の2本の弦にはギターの様なフレットが付いています。

下記、音楽の百科事典グローブより引用
「５本弦 ２本はフレット14付き（ｇ‘に調弦）
3本は開放弦で使う
（同じオクターブ内のＧかC、もうひとつはオクターブ以上下のGかCとし、いずれかの組み合わせにする)
演奏法 フレット付き弦は、左手に持った小さな棒を、フレットからフレットにすべらせてユニゾンに押弦する。又は一番手前の弦を左手の親指で、2番目の弦を人差し指と中指で一緒に抑えて、3度に押弦する。そして、アヒルの羽軸、又は弾力のあるプレクトラム（つめ）を右手に持ち、前後の５弦全部を鳴らす。

浜松市楽器博物館に展示されているエピネットは、1800年頃、フランスで使われていたものだそうです。デザインはシンプルですが、出品した楽器は形状はよく似ていますが細工は美しいです。
ケースがありませんが壊れない様にしっかり梱包して安全に発送致します。

重さ→261g
全長→53cm
共鳴胴の長さ→42.3cm
横幅→7.5cm(1番広い幅)
厚み→3.5cm
渦巻き含むペグボックスの長さ→約10cm