管理番号 | 新品 :44907800 | 発売日 | 2024/07/08 | 定価 | 30,500円 | 型番 | 44907800 | ||
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善作の刻印のある四分と五分の鑿です。首の長さから考えると中叩きぐらいになるのかも知れませんが柄はそれほど長くないです。一見そっくりに見える刻印ですが、刻印の枠と中の文字のバランスを見るとそっくりですが、微妙に違うようにも見える部分もあります。
四分の方が更に少し古い印象を受けます。鋼の入り方はどちらも迷い無く非常に上手く手慣れた感じで美しく入っている。血縁の善作の松原家一党の特徴的な他では殆ど見られない手癖らしき物はどちらにもしっかりと出ていて、恐らく血縁の善作の物と思われるが、恐らく三代目ではない。可能性として一番高いのは二代目ではないかと思われるが、特により古く見える四分の方は初代かもしれない。
ちなみに一般的には初代は長方形の下の二つの角が取れた砲弾枠、二代目は長男で四角枠、三代目は次男で四つ角の取れた八角枠とされていて、三代目の刻印はやや大きい。しかし三木善作も四つ角の無い八角枠で基本的には少し多きサイズの刻印で登録の刻印があり、昭和26~27年に商標登録されているのでそれ以降の物となる。三木善作は血縁善作の特徴的な手癖はなく、複数の鍛冶に造らせ問屋銘『善作』といった感じと思われる。
話は戻りますが、初代善作は最も丁寧な仕事をしていたようで、二代目と初代は形状的にも非常に似ているようである。特に現物を見ると四分の方は砲弾型に近い形の枠に見える。五分の方も刻印的に非常に共通点は多く、もしかするとこちらも初代で、刻印の仕様による経年の摩耗や補修、打ち込みの深さなどで少し違って見えるのかも知れない。
いずれにせよ手癖は比較的はっきりと見受けられるが、本人の作と保証する物ではありません。
四分の鑿のコミの部分には錆なのか牡丹の花の刻印とも分からないような物が見受けられる。
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