青色の鳥 no.15

陶器製 金彩色 手びねり成形 台座/ 流木 イチイ板 水性ニス、蜜蝋仕上げ高さ25cm 幅29cm 奥行19.5cm（台座含む）カワセミをモデルにした鳥の置物です。街の川等でも身近に見られる様になりました。ピリリと良く通る声で鳴きながら頭上を直線的に飛んでいたりします。健気な姿に出会えると本当に嬉しく良い事がある予感がします。表情は優しく、色鮮やかに焼き上がりました。子供の頃から憧れる青い鳥を、試行錯誤の上作れる様になった事をとても幸せに思います。陶土の状態から焼き上がるまでずっと集中しながら手に持っているとそれなりに重いのですが、脚を合わせて木にとめた途端、重力を感じない鳥らしい佇まいになる瞬間がとても面白いです。部屋の中に鳥がいるというふわりとした高揚感をお楽しみ頂けましたら幸いです。手びねりで成形後、生乾きのうちに細部まで彫り込みます。特に翼部分は集中して作業します。素焼き後、マスキングをして色分けしながら釉薬を吹き掛けます。目と口には丁寧に黒釉薬を塗ります。本焼き後、瞳に一点金彩色を施し、再度低温で焼き付けます。このひと手間でそれぞれの個性が息づき始めます。脚は予め体や流木に合わせて作っておき、体、脚、流木、台座、とステンレスの棒芯で貫いています。完成まで時間と集中力を要し、失敗も多々あるのですが挑戦しがいのある作品です。※ 持ち運ぶ際は必ず台座毎お持ちください。※ 写真はお手持ちのブラウザの特性によって色味に多少の誤差があると思われます。※ 複数店舗にて展示している為、予告なく販売終了となる場合がございます。