◎野遊６ 絵付けの繊細な志野織部芦に沢瀉図徳利 桃山～江戸時代初期 酒器 茶道 民藝 志野 織部

◎野遊６ 絵付けの繊細な志野織部芦に沢瀉図徳利 桃山～江戸時代初期 酒器 茶道 民藝 志野 織部

サイズ 徳利 高さ１９. １ｃｍ 胴径９. ３ｃｍ 容量５４０cc
桐箱 高さ２１. ６ｃｍ 幅１１. ３ｃｍ正方

説 明 頸部が呼継ぎです。胴に縦横にニュウが入り. 縦長のひっつき痕があります。共直しはありません。
内部は洗浄して酒器として愛用していました。桐箱が付属します。
類品が「酒器愛玩 臨時増刊小さな蕾」P14他に掲載されています（画像参照)。
箱書に「古瀬戸徳利」とあることから美濃の桃山茶陶がまだ瀬戸産と思われていた戦前頃の古い
発掘品であると考えられます。それ故か最近売り物として市場に出る類品が胴部まで数片の呼継ぎで
絵も繋がらず釉調も悪いのに比して本品は釉色優れ. 頸部のみの呼継ぎ片も選び抜かれて形状も釉色も
合うものが接合されています。
殊に鉄絵の発色が通常の志野織部の黒一色ではなく. まるで絵志野の様に透明感ある褐色から鮮やかな
赤錆色に繊細に変化する様は実に味わい深く. 伝世品皆無のこの作行のものの中では優品と言っても
宜しいかと思います。





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