管理番号 | 新品 :48582461 | 発売日 | 2024/03/12 | 定価 | 22,000円 | 型番 | 48582461 | ||
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商品詳細
函には中山忠直絵巻物とありますが、実際には4名の書画を合装したものです。
中でも注目は、大正時代には北一輝などの「猶存社」に出入りし、昭和戦前期にはに松岡洋右や「神典形象(みふみかたどり)」で知られる神道家・松浦彦操などから絶賛された宇宙詩「地球を弔ふ」の作者であった「愛国詩人」中山忠直よりも、他の三名ではないかと思います。前書きは、北一輝の知人でもあり、北の処刑後は獄中で書かれた絶筆書を贈られた右翼、政界のフィクサー的存在であった原田政治、末尾は「越海」と署名がありますが、落款から海軍中将・小林省三郎と思われる人物、それに憲兵司令官を務めた「皇道派」の陸軍中将・中島今朝吾が題字を寄せています。
中島は、戦時中は竹内文献の信奉者として「皇道世界政治研究所」を設立した「神国=日本」主義者でも知られますが、書が出てくることは殆どなく、この巻子装の白眉といえるものです。「神風一過 大洋浪静」の堂々たる書です。
函書の人物は不明ですが、函の底には、中山の自筆(署名はありませんが、中山の自筆です)で識語がなされています。
サイズは本紙(34×270㎝)、総丈(34×300㎝)。
中山は、戦後の元海軍大佐・犬塚惟重が主宰した「日猶懇話会」などの資料から静岡県の沼津に住んでいた様で、この彩色水彩画も、同じ西伊豆の土肥港を描いたものと思われます。
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