管理番号 | 新品 :30184955 | 発売日 | 2025/01/10 | 定価 | 22,000円 | 型番 | 30184955 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
重要! はじめに、「値引き」と「発送」についてプロフィールを御覧いただくようお願いいたします。阿武隈川産の埋もれ木。新古今和歌集に詠まれた伝承の銘木。完全乾燥済、美しい黒灰色、ズシリとした重量感、枯れた肌目。雅趣尽きることなき逸品です。産地は福島県伊達市となります。質感、サイズ等は写真をご参照ください。ネットで「埋もれ木」を検索してヒットする「仙台の埋もれ木細工」もとても美しいのですが、あれは江戸時代に青葉山近くで発見された「山」の埋もれ木を加工し発展してきた「近世の工芸品」でその歴史はせいぜい400年です。一方、本物の埋もれ木とは、1205年、後鳥羽上皇の勅令を受け、藤原定家らが撰した「新古今和歌集」に初出します。巻第十六 詠人は藤原家隆朝臣「きみかよに あふくまかはの むもれ木も こほりのしたに 春をまちけり」(君が代に 阿武隈川の 埋れ木も 氷の下に 春を待ちけり)この歌こそ、鎌倉時代にはすでに阿武隈川産の埋もれ木が京や幕府の文化人の間でブランド化され好まれていた証です。福島県側の古文書にも献上や献呈の記録をいくつも見ることができます。完全乾燥の目安となる3年を経て、今回一部を限定出品します。歴史上さらに古い「川」の埋もれ木、しかも伝承の産地の物となると、入手の機会は極めて限られます。埋もれ木はお金を出しさえすれば簡単に入手できる類のアイテムではありません。入手困難度は「香木」や「黒柿」を凌駕しますので小ぶりの木片ながら相応の価格とさせていただいております。産地証明にはなりませんが、この埋れ木を発見した経緯等を記載したブログのリンクとなります。なお、より大きな埋れ木片が欲しいという方がおりましたら、ブログへコメントをいただければと思います。https://oyajidouraku.blogspot.com/2019/09/blog-post.htmlそのまま飾るもよし、特別な小物を製作するもよし、鎌倉時代の文人趣味の分かるロマンチストにぜひ大切に愛でていただきたいと思います。御神木のように祀ってパワーやスピリットを得たい方にもおすすめです。最後に、写真と本説明にて状態を御理解いただける場合にご購入ください。商品の情報カテゴリー : おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > その他商品の状態 : 目立った傷や汚れなし発送元の地域 : 福島県