管理番号 | 新品 :85518471 | 発売日 | 2025/01/06 | 定価 | 126,000円 | 型番 | 85518471 | ||
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カセた焼締陶を愛する「カセタイシュウ」な皆様、大変お待たせしました。國吉清尚さんのカセ湯呑です。土の中、海の底から出てきたような質感がゾクっとしますね。じっくり見ていると器体に吸い込まれそうな感じもします。「何かおる系」「鳥肌系」。たまにこのような肌を見て「焼きが甘い」とか言う人 (素人さんはもとより玄人さんも) がいますが、カセた部分もキンキンに焼けていますのでご安心下さい。硬い棒で軽く叩くと金属的な音がします。正面に珊瑚を押しています。白い小さな粒々は薪焼成による琉球焼締陶の証明で、珊瑚や珪石などの小片が焼成によって肌に食い付いたり土中から出てきたものです。サイズ的には泡盛の水割り杯や焼酎のお湯割り杯にちょうど良く、清尚さんの湯呑に関してはこのくらいの大きめサイズは希少です。赤く強く焼けた部分の下の方に薬指辺りが軽く掛かるところがあるので、手の中で楽しくイジリながら使えますよ。底の裏に気合いが入りまくった「ク」のサインがあります。モレやガタはありません。後疵はありません。無地の桐箱が付属します。「箱書き」はありませんのでご承知おき下さい。真作であることを保証します。
胴径:最大7.4cm
高さ:最大9.2cm
かなりの時間とお金を掛けて國吉清尚さんの作品をコレクションしていましたが、諸事情 (涙) のためスタートで売り切ります。ぜひとも引き継いでいただき、ご愛用をお願いします。最後の画像はオマケです。剛柔流空手7段にしてモヒカン刈り。ここまで強くてかっこいい陶芸家さん、滅多にいません。出品説明文の最後に、清尚作品が「なんでも鑑定団」に出た時 (2017年8月) のナレーションを載せておきますので、ぜひご一読下さい。
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國吉 清尚 (くによし せいしょう・Seisho KUNIYOSHI) 略歴
1943年 沖縄県那覇市首里で生誕
1963年 小橋川永昌さん (仁王窯) の下で修行
1966年 濱田庄司さんとの縁で栃木県益子にて修行
1968年 沖縄県読谷村で開窯
1999年 焼身し死去 (満55歳)
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穴窯・薪焼成での焼締陶器には、窯疵 (ヒッツキ・切れ・石ハゼ・剥がし痕など) や歪みなどがいくらか見られ、それらは無疵として扱われることがほとんどです。國吉清尚さんの場合、他の多くの作家さんよりも高温で長時間激しく焼成するため、更にそれらが顕著に見られる傾向があります。ただ、いずれにしても不良・不具合ではなく作風・魅力として捉えられていますので、これまで一度も作品を手にしたことのない方はその点を充分にご理解の上でご入札をお願いします。現物を見れないネットオークションゆえ、こちらもなるべく整った作品を選んで出品し、また、ひどい漏れや底のガタ付きなど実使用に耐えられないようなものは説明文に明記します。
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・記載の寸法はアバウトです。
・作品はスマホのカメラで撮影しており、近接写真は少し歪んで見える場合がありますのでご承知おき下さい。
・出品作品はすべて真作と判断していますので真贋に関するご質問はお控え下さい。万一間違いがありましたら落札代金と送料はお返しします。
・経年品のため画像で見えないようなスレや小キズはご容赦下さい。
・作家さんの手を離れた後にできたであろう疵や修理は記載しますがそれ以外の窯疵などは画像にてご確認下さい。また神経質な方は入札をお控え下さい。
・作品の・出品期間中の破損などにより、やむなく出品を取り消しする場合があります。
・オークション終了後のご連絡は落札者様の方から落札後24時間以内に取引ナビでお願いします。(いたずら落札ではないことの確認と、梱包資材などの準備のため)
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