Kinoptik Paris Apochromat Focale 25mm f/2 初期 真鍮鏡筒 キノプティック アポクロマート Cマウント 1950年代 ヴィンテージ シネレンズ

Kinoptik Paris Apochromat Focale 25mm f/2 キノプティック アポクロマート Cマウント フランス ヴィンテージ シネレンズ 1950年代 現状品
気に入って愛用のレンズでしたが、コレクション整理のため出品します。 
フランス、キノプティックの1950年代製造のCマウント用レンズです。 実働品、コーティングあり。
古いヴィンテージレンズです。 現状でのお渡しになります。 コンディション等こちらで把握していることをできるだけ記載しますので、写真と説明文をよく確認いただきましてご入札の検討をお願いします。当方はマウントアダプターを介してFuji FXマウント APS-Cのミラーレスカメラおよびオリンパス マイクロフォーサーズで使用していました。 SONY Eマウントのカメラにもアダプター経由で使用できます。

シリアルナンバー16000番台、1950年代の生産と推測されます。  コーティングありのタイプの比較的初期の個体です。真鍮の鏡筒で小さいレンズながら重みがあります。

レンズの状態は年代なりです。クリーニング跡、細かい拭き傷があり、コーティングの周縁部に少し荒れが見られますがヴィンテージレンズとしてはまあまあ綺麗な方だと思います。  細かいチリ、ホコリの混入も少しあると思います。
カビやクモリ、バルサム切れはありません。  ガラスの大きな傷や打痕、チップ等はありません。

絞りは油浮きなく、開放から絞り込みまでスムーズに作動します。  F値T値併記。 絞り羽根には年代なりのスレ（塗装剥げ）が見えます。
ヘリコイドは固着等なく、最短から無限遠まで問題なく動作します。 メートル表記。 気温が低い場合には少し重めに感じられます。

鏡筒外観には年代なりのスレが見られますが 、銘板もきれいですしメッキの状態も良好です。 変形や大きな打痕はありません。先端部に「ORTF 07T」と刻印があります。 旧フランス放送協会の払い下げ品として入手したものですので、その刻印かと思います。
中心部はきわめて良好な描写をするレンズです。 撮影時の条件によっては周辺の流れ、光量落ちが出ることがあります。  遠景ではAPS-Cでもケラレがあります。 ただし暗角の境界付近までしっかり解像しているので、イメージサークルの不足というよりは鏡筒の前部の映り込みかと思います。 保証はできませんが、レンズヘッドを摘出して改造ベースとする場合には暗角が少なく、あるいはなくなると思います。 マイクロフォーサーズではケラレは出ません。所有している同レンズの別マウントの個体は前方のフード部分の映り込みがなく、APS-Cでも暗角はでません。

Cマウントのままマウントアダプター等でご使用になる際は、マイクロフォーサーズ、あるいはAPS-Cをスクエアフォーマット等にクロップしての使用が現実的かと思います。参考にAPS-Cサイズで遠景（画像9枚目）と1m程度の距離を撮影した画像（10枚目）を載せておきます。両方とも絞り開放(f/2)での画像です。

委託でもご希望の方を探していただいているので、入札がない場合には終了前に出品を取り下げる場合もございますのでご承知おきください。
お探しの方いかがでしょうか。 ご不明点などありましたら、入札前にご質問ください。