管理番号 | 新品 :39657598 | 発売日 | 2024/10/03 | 定価 | 69,400円 | 型番 | 39657598 | ||
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迫力のある帯が出てきました。 独自のスタンスを守り抜き洒落のハイセンスなお品を製作されておりました、あの京の鬼才、染織界の鬼才 池口平八氏の帯です。 西陣にて華麗なる池口家、佐波理定男氏、おび弘(池口寧祥氏)などご兄弟は平八氏こと由起丸平ブランド。 手織りの高級品のみを少量ずつ織り上げ、限られた高級専門小売店のみに企画展示、販売が許されておりました。 現在は廃業され、新たな作品はございません。 その唯一無二の世界感を広げたまさに知る人ぞ知るこだわりの方です。 長安から南はインド、北はチベット、西は遥かローマ、東は平安京へと…。 眩しいほどの染織技法と模様の伝播を果たした広大な絹の旅、「絲綢之路」。 西の文明が北へ、東へと動き輝く。 色彩、模様、織物がどのようにして目覚めどのような進化を辿るのかを見つけ、 現代の美へ昇華させてみたいという一心で新たなる作品づくりに没頭いたしました。 ※池口平八作品集より引用 触れるとしなやか… 黒を基調に複雑な色彩を覗かせる地に、柄には切子の意匠が織りなされました。 今までの西陣織には、まず見られない独自のムード。 帯そのものが訴えかけてくるような、迫力ある作品です。 量産の帯には決して真似ることのできない織りへの魂が込められたような仕上がり。 趣味性にとんだ個性的な面持ち。 大島紬 結城紬 郡上紬など織り着物通の方々にも是非ご堪能頂きたく思います。 生涯にわたり楽しむ、究極の逸品として…。 極上の洒落性を堪能頂けましたら幸いです。 滅多とご紹介が叶わないお品です。 横糸の浮きはありますが、シミ汚れないです。 帯丈約452cm 帯幅約31cm 池口 平八 [いけぐち へいはち] 1944年 京都市北区牛若町に生まれる。 京都西陣の織屋系譜である織屋宗鱗の母系を継承。 初代宗鱗(室町時代)の偉業を継ぎその意思を再興すべく織物に従事。